動画知識0だった僕が、動画クリエイターになれた。その過程を通し、子供でも分かるくらい簡単に説明していく記事になります。
今回、最後まで読んでもらうことによって、動画の超超超基礎が身につきますので、是非最後まで読んでみてください。
最初に動画とは、簡単に想像できるもとしては、TV、映画などがありますね。最近ですとYouTube、TikTok、Instagramのリールとかが主流になっている方もいるはずです。 Wikipediaで動画について調べると、アニメーションの日本語訳で動画といわれ、動きのある画像のことを指します。画像が何枚も連なって動画というコンテンツになります。この、動く画像をどう動かすか、どう撮るかによって、動画コンテンツの質が変わってきます。従来の静止画といわれる写真は、一枚でしか伝えることができなかったものが、動画には、fps(フレームレート)といわれるものがあり、1秒間の動画に、何枚の写真が入るかによって表現も変わってきます。
fps(フレームレート)について
fps(フレームレート)とは・・・1秒間の動画が何枚の画像で構成されているかを示す単位。
例えば、ご自身の携帯を見ていただくと分かりやすいのですが、「携帯→設定→カメラ→ビデオ撮影」に行くと、4K 24fps、4K30fps、4K60fpsなどがあります。
24fpsとは、1秒間の中に24枚の写真があります。60fpsなら、1秒間の中に60枚の写真があります。どちらにもメリット、デメリットがありまして、例えばスロー動画を作りたい場合、24fpsで撮影すると1秒間での写真の枚数が足りず、カクついた動画になります。なので60、120fpsで撮影することになります。では、最初からfpsを多くし撮影したら良いと思われるかもしれませんが、それはそれで、写真の枚数が増えることになりますので、データーが重くなってしまいます。スポーツや自然現象等の動きの早いものを捉える場合には、60、120fpsで撮影することをオススメします。
24fps再生は、映画に使われることが多かったり、30fps再生だとTVで使われることが多かったりします。60fps再生は、あまり使われることは少ないですが、YouTube、映画で監督さんによって使うことがあります。そこは、伝えたい世界観によって、選択していけば良いです。
と、ここで、少し頭がゴチャゴチャになってきたかもしれませんね。一旦、整理してみます。
撮影時と再生時のfpsの使い分けが出てきました。そうなんです、撮影する時のfpsと編集する時のfpsがあるんです。ここをもう少し、深掘りします。
例えば、僕の場合60、120fpsで撮影して、僕たちが見ている動画にするためには編集を行います。編集をするためのfpsというのもあるんです。僕は、シネマティック動画やVLOG動画に編集するときは24fpsで編集することが多いです。????
安心してください詳しく説明します。
撮影の時と、編集の時のfpsが全然違うじゃないか!!と思いましたよね。そうなんです違うんです。例えば、60fpsで撮影した素材を30fpsで編集するとなると、単純に考えて60枚の写真がある中から30枚を使うことになるので、30枚余ってきますよね。そうです、その余った分だけスローにしても違和感のないスローになるわけなんです。この場合ですと、2倍スローにできるわけですね。このように、1秒間に撮影している枚数が多ければ多いほど、スローにできるわけです。スローを使って非現実的表現をしたい場合は、60、120fpsで撮影して24、30fpsで編集する形になります。
もう一度お話しますけど、30fpsで撮影したものを30fpsで編集している時に、スローを使いたいなぁと思ってスローにすると、写真が1枚づつ動いている動画(滑らかではなく、カクカクしたもの)になります。是非、1度ご自身の携帯で24fpsで撮影してから、編集でスロー動画にしてみてください。カクカクした写真が動いているかのような動画になります。
結論 fps(フレームレート)とは、1秒間の動画の中に何枚の写真が入っているのか、その枚数によって表現の仕方が変わります。また、撮影時と編集時にfpsを調整する必要があります。
解像度について
解像度とは・・・ビットマップ画像における画素の密度を示す数値。
上記の説明のようにいわれても訳がわかりませんよね。最近、話題になっている言葉で表すと、4Kとか8Kとかありますね。これがどのような意味かというと、写真も動画も同じなんですが、まずピクセルという言葉があります。例えば、下の画像をTV画面と思ってください。このTV画面にある🟥🟩🟦を1つにまとめてピクセルといいます。1ピクセルですね。
FHD(フルハイビジョン)ですと、横に1920ピクセル並んでいて、縦に1080ピクセル並んでいるものを言います。
4Kですと、横に3840ピクセル並んでいて、縦に2160ピクセル並んでいるものを言います。8Kですと数がさらに増えますね。ここから分かることは、解像度が高いほどピクセル数が多くなるということです。ピクセル数が多いということは、ピクセルの中に色の情報や、画像をキレイにするための情報をたくさん持たせることができるため、解像度が高ければ高いほど画像がキレイになるということです。
しかし、解像度が高ければ良いというわけではありません
どういうことかと言いますと、携帯では8Kには対応していませんし、視聴するデバイスによって見れない動画があるということです。その場合、8Kで撮影したとしても4Kに編集しなければいけないということです。また、fps(フレームレート)と同じく、解像度が高くなればデータが重くなり、編集が大変になったりとかあるので、色々な要因で解像度を決めることをオススメします。
結論 こちらのブログは、未経験の方が見てくれている方が多いと思うので、まずはFHD(フルハイビジョン)1920✖️1080の解像度で作ってみてもらうことをオススメします!
プラットフォームと縦横比について
プラットフォームとは・・・サービス、システム、ソフトウェアを提供、カスタマイズ、運営するために必要な「共通の土台(基盤)となる標準環境」
最近では、Instagram、 YouTube、TikTokなど様々なソーシャルメディアがありますが、その媒体に適した縦横比というものがあります。
例えば、YouTubeですと16:9という横が長い動画になります。(YouTubeショートは違います)Instagramとかですと、4:5という縦が長い動画になります。スマートフォンでスクロールするため、見ている人たちが印象深くなるためには、縦の比率といわれています。なので、見るプラットフォームによって縦横比が変わってきます。
結論 TV、YouTube(ショート除く)などは16:9や4:3の横長の比率がメイン。それ以外は、だいたい縦長の比率。縦横比も考えて編集することをオススメします!
まとめ
・動画は、何枚もの写真が連なりできている
・1秒間に何枚の写真が入っているかによって、表現が変わってくる
・解像度も重要な要素
・プラットフォームによって縦横比も変わってくるので、意識して編集
最後まで読んでいただきありがとうございます。次回は、カメラの仕組みについて書きます。
コメント